CQ出版 インターフェース11月号発売

機能安全解説記事(#4回) 好評連載中!

Interface201511cover架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。

この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。今回第四回からいよいよシステムの設計に話を移します。まずはワープ機関に自動的に起動をかけるシステムを設計してみましょう。

CQ出版 インターフェース11月号

 

第4回からは実際の設計作業の流れに沿って学んでゆきます。第4回は構想設計とは何か、第5回はシステムFMEAについてみてゆきます。第6回から第9回は構想設計段階で必要となる技術を順次取り上げます。故障率の分類、PDFの計算、共通要因故障、HFTとSFFの関係、通信の信頼性評価など、詳細設計に移る前に知っておくべき信頼性向上の技術です。

第10回はハードウェアの故障解析であるFMEDAと故障挿入試験、第11回はソフトウェア開発に必要なコーディング規約MISRAや完成したソフトウェアを評価するためのソフトウェアHAZOP、ホワイトボックステストやブラックボックステストを取り上げます。

最後の第12回では、設計開発の間に発生する変更の管理や構成管理、トレーサビリティの大切さについて触れ、今回の連載をまとめてゆきます。架空の恒星間宇宙船の中でどのようにそれらが影響するのかを交えながら、判りやすい誌面を心がけます。

また誌面では説明しきれなかった用語の解説などは、本ホームページでも取り上げてより詳しく解説する予定です。

おたのしみに!