CQ出版 インターフェースにて連載はじまります!

8月号より機能安全の解説記事を連載

Interface201508cover架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。

この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。第一回は本質安全と機能安全の違いから機能安全を解説します。第二回・三回は、「安全」と「リスク」という言葉の意味、そしてリスクマネジメントについて解説します。

CQ出版 インターフェース8月号

8月号の記事補足

第4回からは実際の設計作業の流れに沿って学んでゆきます。第4回は構想設計とは何か、第5回はシステムFMEAについてみてゆきます。第6回から第9回は構想設計段階で必要となる技術を順次取り上げます。故障率の分類、PDFの計算、共通要因故障、HFTとSFFの関係、通信の信頼性評価など、詳細設計に移る前に知っておくべき信頼性向上の技術です。

第10回はハードウェアの故障解析であるFMEDAと故障挿入試験、第11回はソフトウェア開発に必要なコーディング規約MISRAや完成したソフトウェアを評価するためのソフトウェアHAZOP、ホワイトボックステストやブラックボックステストを取り上げます。

最後の第12回では、設計開発の間に発生する変更の管理や構成管理、トレーサビリティの大切さについて触れ、今回の連載をまとめてゆきます。架空の恒星間宇宙船の中でどのようにそれらが影響するのかを交えながら、判りやすい誌面を心がけます。

また誌面では説明しきれなかった用語の解説などは、本ホームページでも取り上げてより詳しく解説する予定です。

おたのしみに!