8月号より機能安全の解説記事を連載
架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。
この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。第一回は本質安全と機能安全の違いから機能安全を解説します。第二回・三回は、「安全」と「リスク」という言葉の意味、そしてリスクマネジメントについて解説します。
8月号より機能安全の解説記事を連載
架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。
この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。第一回は本質安全と機能安全の違いから機能安全を解説します。第二回・三回は、「安全」と「リスク」という言葉の意味、そしてリスクマネジメントについて解説します。
アナログ・デバイセズ様主催 アナログ技術セミナー2015にて機能安全についての解説をします。組込みシステムの信頼性に必要な考え方、開発プロセスをわかり易く解説します。また当日展示会場では、アナログ・デバイセズ様の機能安全対応のADC、DSPを用いた評価基板を展示し、それぞれの機能安全対応の機能がどのように働くのかを、実演を通して理解してもらえるデモ展示も行います。
機能安全に直接関係しない技術者の方も、組込みシステムの信頼性向上の手法の一助にしていただければ幸甚です。是非お越しください。
2015年8月号掲載の本質安全と機能安全の解説において説明を補足します。
本質安全と機能安全の分類について、「この対策は本質安全か?機能安全か?」という質問をいくつかいただきました。またインターフェースの記事の中の「防護壁は本質安全か?」という疑問や、「どちらにも分類できない場合もあるのでは?」というご質問もありました。
機能安全に取り組むときに、プロジェクトチームにまず最初に必要となるものがFSM(Functional Safety Management plan)です。システムなど「モノ」そのものに対する要件ではなく、その「もの」を生み出す組織の枠組みに対して規格が求めていることに準拠していることを示す計画書です。ここでは、IEC-61508 Part1に示されているFSMへの要件のうち、多くの会社で持たないであろう要件と対応策を説明します。前もって自分たちでギャップ分析をして対策しておけば、審査機関のチェックもハードルが低くなります。是非活用してください。
「Probability of a dangerous Failure on Demand of the safety function」の略で、「安全機能の要求あたりの危険側不動作確率」というものです。万一発生した危険な事態が、最悪の危害につながらないための仕組みを安全機能(Safety Funtion)と言いますが、それが「いざ!」という時に、「ちゃんと働かないかもしれない確率」というイメージです。
本質安全と組み合わさって安全を達成するためのアプローチです。『危険の根源を除去や回避できない場合、万一その危険な状態に直面した時に、それが災害につながらないようにする仕掛け』、そんな仕掛けを考えることを機能安全といいます。
ミッションクリティカルなシステムの、機能安全やセキュリティのトレーニングから開発試作や量産および長期保守のお手伝いまで、制御システムにまつわる様々なソリューションをご提供いたします。
機能安全(全般)導入セミナー
機能安全システム開発導入セミナー
機能安全システム開発コンサルティング
FSM確立支援
リスク分析、構想設計、FMEA支援
詳細設計支援、FMEDA支援、試作 ほか各種認証プロセス支援
IEC-61511(全般)導入セミナー
IEC-61511プラントリスクマネージメントコンサルティング
FMS確立支援、リスク分析(HAZOP)支援
IEC-62304(医療向け機能安全対応ソフトウェア開発)
IEC-60730(家庭用機器向け機能安全システム開発)
IEC-62061(機械保護向け機能安全システム開発)
IEC-62443ー4 EDSA(産業用装置セキュリティ)
ISO-31000(リスクマネージメント一般)
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