テュフズード150周年記念イベント講演(開催済み)

※告知が遅くなってすみません。本セミナーはすでに終了しました。

テュフズード社150周年記念イベントで講演します。講演テーマは、「Industry4.0取り組みのポイント ~セーフティ・セキュリティの融合~」です。テュフズード社は、ドイツが国家をあげて推進しているIndustrie4.0のSafety・Securityの分野の中心メンバーです。ドイツが目指すIndustrie4.0とはどのようなものか、CPS(Cyber Physical System)とはなにか、そしてセキュリティがどのように重要なのか、Safetyとどのような関係にあるのかを事例を挙げながらわかりやすく解説します。

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CQ出版 インターフェース 連載完結

機能安全連載 完結

おかげさまで、CQ出版 インターフェースでの機能安全連載が完結いたしました。ご購読いただいた皆様、ありがとうございました。2年にまたがる連載のため、インターフェース記事CDが2015年と2016年にまたがりますが、ぜひ通読をしてみてください。出版リクエストも編集部まで。(笑)

2015年8月号 #1回 「機能安全」と「本質安全」
2015年9月号 #2回 「リスク」「安全」用語の定義
2015年10月号#3回 「リスクマネージメント」
2015年11月号#4回 「構想設計」
2015年12月号#5回 「FMEA」
2016年1月号 #6回 「購入部品のリスク評価」
2016年2月号 連載お休み
2016年3月号 連載お休み
2016年4月号 #7回 「システムの安全性を診断する方法」①
2016年5月号 #8回「システムの安全性を診断する方法」②
2016年6月号 #9回「システムの安全性を高める多重化多様化」
2016年7月号 連載お休み
2016年8月号 #10回「機能安全は構想設計が大切」
2016年9月号 #11回「機能安全のソフトウェア開発」
2016年10月号#12回「プロセスとトレーサビリティ」

 架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。
この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。

CQ出版 インターフェース 

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CQ出版 インターフェース10月号発売 (連載最終回)

機能安全連載 いよいよ最終回

10月号(8月25日発売予定)連載#12回(最終回)

 2015年8月号 #1回 「機能安全」と「本質安全」
2015年9月号 #2回 「リスク」「安全」用語の定義
2015年10月号#3回 「リスクマネージメント」
2015年11月号#4回 「構想設計」
2015年12月号#5回 「FMEA」
2016年1月号 #6回 「購入部品のリスク評価」
2016年2月号   連載お休み
2016年3月号   連載お休み
2016年4月号 #7回 「システムの安全性を診断する方法」①
2016年5月号 #8回「システムの安全性を診断する方法」②
2016年6月号 #9回「システムの安全性を高める多重化多様化」
2016年7月号  連載お休み
2016年8月号 #10回「機能安全は構想設計が大切」
2016年9月号 #11回「機能安全のソフトウェア開発」
2016年10月号#12回「プロセスとトレーサビリティ」(8月25日発売予定)

 架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。
この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。

CQ出版 インターフェース 10月号 

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CQ出版 インターフェース4月号発売 (連載再開)

※2月号(2015年12月25日発売)3月号(2016年1月25日発売)では連載をお休みしました。

機能安全解説記事 連載再開!

2015年8月号 連載#1回 「機能安全」と「本質安全」
2015年9月号 連載#2回 「リスク」「安全」用語の定義
2015年10月号 連載#3回 「リスクマネージメント」
2015年11月号 連載#4回 「構想設計」
2015年12月号 連載#5回 「FMEA」
2016年1月号   連載#6回 「購入部品のリスク評価」
2016年2月号   連載お休み
2016年3月号   連載お休み

2016年4月号 連載#7回 「システムの安全性を診断する方法」

※ 再開しました。m(_ _)m

 架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。
この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。

CQ出版 インターフェース 4月号 

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λDUとは

システムが持つハードウェアの故障率を一般に「λ(Lambda)」で表します。λDUとは、「Dangerous Undetectable(検知できない危険側故障率)」を表します。なにかの危険リスクを低減するための保護システムがあった場合、そのシステムに故障が発生した場合、保護システムの役割を果たせず危険リスクの低減ができなくなるような故障を危険側故障と言います。そのような故障のうち、発生しても直ちに認知できない(故障したことが判らない)故障を「Undetectable」すなわち検知できない危険側故障といいます。

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CQ出版 インターフェース2月号発売 (連載はお休み)

※2月号(2015年12月25日発売)では連載をお休みしています。

機能安全解説記事 好評連載中!

Interface201602cover

2015年8月号 連載#1回 「機能安全」と「本質安全」
2015年9月号 連載#2回 「リスク」「安全」用語の定義
2015年10月号 連載#3回 「リスクマネージメント」
2015年11月号 連載#4回 「構想設計」
2015年12月号 連載#5回 「FMEA」
2016年1月号   連載#6回 「購入部品のリスク評価」
2016年2月号   連載お休み
2016年3月号 連載#7回  再開予定

 架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。
この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。
2月号では諸般事情の為、連載をお休みしています。3月号より連載再開の予定です。

CQ出版 インターフェース 2月号 

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ISO-9001 改訂(!)とリスクマネージメント

※2017年12月加筆

多くの企業が取り入れているISO-9001品質マネージメントシステムは、2015年9月15日、7年ぶりに改定されました。今回の改定の大きなポイントは、リスクベース思考(Risk-based thinking)が明示された点です。PDCAサイクルと組み合わさって、プロセスアプローチを支える重要な要素として扱われています[*1]。また「第6章Planning」など様々な条項で、「Risk(と機会)について検討すること」と要件に組み込まれています。以前のISO-9001 2008年度版においても、序文にもリスクという言葉は出てきますし「予防措置」が似たコンセプトだと言えなくもないですが、書きっぷりからして今回追加された新しい概念であると考えるべきです。

しかしながら具体的にどのようにしてリスクに向き合うのか、ISO-9001それ自体では詳しく触れられていません。必須要件でもありませんし、Annex Aに「必要なら他のガイドラインや規格を利用してもよい(しなくてもよい)」程度に書かれているのみです。しかし現代の企業活動において、「わが社では、QMSプロセスに、リスクマネージメントは必要ではない」と断言する方が無理があるでしょう。逆に「どこでも当たり前にやっている」と感じるのが普通です。ではなぜわざわざ大きく書き加えたのでしょう。

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CQ出版 インターフェース11月号発売

機能安全解説記事(#4回) 好評連載中!

Interface201511cover架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。

この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。今回第四回からいよいよシステムの設計に話を移します。まずはワープ機関に自動的に起動をかけるシステムを設計してみましょう。

CQ出版 インターフェース11月号

 

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CQ出版 インターフェース10月号発売

機能安全解説記事(#3回) 好評連載中!

Interface201510cover架空の恒星間宇宙船を例にもちいて機能安全を気楽に知ってもらおうというのがコンセプトです。

この連載では機能安全IEC-61508の設計開発プロセスに沿って解説を進めます。今回第三回は、ワープ機関のHAZOPを通しリスク分析について解説してゆきます。

CQ出版 インターフェース10月号

 

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PFDを求めてみた (シングル構成版)

機能安全規格IEC-61508で登場するPFDは、システムの危険側不動作確率を表します。リスクを軽減するための「万一の為の仕組み」が、「イザ!というときにちゃんと動かないかもしれない確率=PFD」を求め、対策するリスクのレベルに応じて十分な信頼性を持つかを確認することが目的です。ここでは、このPFDの式がどのような背景で求められたのかを見てゆきます。

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